<出っ歯(骨格性上顎前突)>
上の歯が下の歯より前に出すぎている歯並びを、出っ歯といい
上の顎が大き人や、下の顎が小さすぎる人に見られます。
成長期のお子さんには、顎外固定装置を用い
上顎骨の成長抑制をはかり、上下顎骨のバランスを
良くするよう試みます。この装置も1日7〜14H位使用します。
また、上下の顎の不調和のひどくないお子さんや、顎の
成長の終わった大人の方には、保隙装置や骨へのアンカースクリュ
ーを用いて、奥歯をその位置で保持し、抜歯スペースを利用し
て、前歯を目標の位置まで後ろへ移動します。
上下の顎の不調和が大きすぎる場合には、東北大学等に紹介
して、外科手術によって顎の大きさや位置等を変え、改善
をはかる事もあります。

<外科的矯正>